H-team_Yazawa
ニュースとメディア

ハスクバーナ H-TEAM 矢澤貴司氏が新メンバーに

当社は、矢澤 貴司 氏(有限会社 矢守産業・長野県)をハスクバーナブランドアンバサダー「H-TEAM」のメンバーとして選任しました。

矢澤氏は日本でも近年注目されている樹上ツリーケア作業の専門家「アーボリスト®」として活躍されています。樹上ツリーケアは、近年の街路樹や人工林の高齢級化や再開発、公園管理などの分野で世界的に需要が増加しています。日本では高所作業車などで多くの作業を実施しますが、悪条件の現場も多く、機械が入れない特殊な状況での人の手による樹上ツリーケアが注目されています。大径木では樹上で大型チェンソーを使用できるチェンソー技術も必要なため、林業事業体の参入も進んでいます。

矢澤 貴司 氏
矢澤氏は、12年を超える林業作業経験者で、チェンソープロフェッショナルであるとともに、International Society of Arboriculture(ISA)認定ツリーワーカー/クライマースペシャリストとして活動しています。2013年には、日本ツリークライミング®チャンピオンシップ(JTCC)に選手として初出場し、その後国内外合わせて8度の大会出場を経験しています。2016年にはAsia Pacific Tree Climbing Championship(APTCC)香港大会、2019年には同オーストラリア大会に出場し、敢闘賞を受賞しました。また、2018年と2022年には日本伐木チャンピオンシップ(JLC)のプロクラス出場を果たしました。2022年6月11日、12日の2日間、富山県富山市の馬場記念公園で行われたJTCCにおいても選手として参加し、僅差を制して見事優勝。9月にデンマークで開催される世界大会への出場権を獲得しました。

H-TEAMとは
H-TEAMは、プロユーザー(特に彼らが働く業界に強い情熱と高い誇りを持つ人たち)から選出されたハスクバーナアンバサダーです。主に、エンドユーザーが訪れる様々なイベントへの出席や、新商品等の導入サポート、メディアへの露出など多岐にわたる活動をしています。現在日本を含む世界20カ国49名の熱きハスクバーナユーザーがH-TEAMに任命されています。2022年、日本では矢澤氏を含め5名がH-TEAMとして活動をしています。ホームページや様々なメディア、イベントでH-TEAMが製品PR、トレーニング等を実施してまいります。H-TEAM JAPANメンバーの今後の活躍にご期待ください。

アーボリスト®:ツリークライミング技術を用いて樹上で樹木剪定や支障木伐採など都市型ツリーケアを主とする世界で認定される技術職。

日本ツリークライミング®チャンピオンシップ(JTCC):技術者の安全確保と技術普及を目的に、ロープによる木登り技術を競う選手権大会。世界選手権大会でもあるツリークライミングチャンピオンシップ(以下、ITCC)出場選手の選抜大会にも位置付けられており、予選ではスローライン、ワーククライム、エアリアルレスキューの3種目の総合得点が競われ、上位選手が決勝に出場します。決勝では世界大会と同じルールで採点されるマスターズチャレンジが競われ、1位の選手のみが世界大会に参加する権利を得ることができます。